家を買うのは勇気がいる

物件自体は気に入ったものの、いくつか決めなくてはいけないことが出てきた。

 

最低でも8つは同時に決めなくてはいけなかった。

 

1.そもそも娘の小学校のために藤野に行くのに3年も先に引っ越すべきか?

2.私のリモートワークは続くのか?

3.娘の保育園は入れるのか?

4.妻の仕事はいつごろ辞められるのか?

5.購入金額は適正か?買い急いでいないか?

6.ローンを借りる銀行はどこがいいのか?

7.藤野の地元の人の受け入れ体制は大丈夫か?

 

時間が許せば、順々に決めていけばいいのだが、物件は鮮度が命。争奪戦である。

 

なので全て6割程度調べて、詳細は分からなくとも、どうにかなりそうかなと思えばOKとした。

 

ただ、闇雲に8個あげたわけでなく、課題の重要性に優劣を付けた方が整理しやすい。

 

1.そもそも娘の小学校のために藤野に行くのに3年も先に引っ越すべきか?

シュタイナー学園は入試はないが、面接はある。重視されるところは家族が一緒に教育に参加できるか?のようだ。なので3年後に急に行くより地域に馴染み、貢献して娘の地域に順応した状態の方が有利かと思った。

落ちてもこんなに自然のあるところで育てば良い子に育つ!と考えた。

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2.私のリモートワークは続くのか

社長から、なんとなくWithコロナに対する考えを聞いて決定した。推測である。コロナよりもDXや働き方改革も進んでいたので、これは続くなと感じた。

 

3.娘の保育園は入れるのか? 

歩いて5分のところに保育園があり空きが1名あった。

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4.妻の仕事はいつごろ辞められるのか?

なんとなく年内を目処に。

 

5.購入金額は適正か?買い急いでいないか?

これは、今回お世話になる地元の最も有力な不動産屋さんである創和建設に聞くしかない。

2時間くらい質問攻めした。もちろん向こうは売りたいので良いことを言うだろうが、こちらの最も知りたいのは田舎特有の環境差、土地事情。

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創和建設  http://sowa-tm.jp/

 

 

ちなみに今回のGoを出したプライオリティーは「敷地面積」。

 

この地区は藤野でも栄えている地区らしく、なかなかまとまった150坪近い土地はあまり出回らないらしい。

 

畑は多いが、畑と宅地は法律的にいろいろ決め事が違うらしく、単純に広大な畑が宅地になるにはいくつかの条件をクリアしないといけないらしい。簡単ではない。

 

その土地に道路や電気ガス水道を通すと、その費用分は購入者に降りかかるため、家の値段がも当然高くなる。

 

これは都会では全く気にしていなかった視点だ。

 

つまり今回は、建物の価値は0円という見方をし、土地の価値の見極めの方が大事ということだ。土地を買ったら家がついてくるみたいな。

 

実際47年前の木造住宅に値段は付かない。

 

 

6.ローンを借りる銀行はどこがいいのか?

金利だけ見て判断することが無意味なことを学んだ。

金利が安いところは事務手数料が高いので合計金額はむしろ高くなることがあったりする。

 

変動金利か固定金利か?

今の日本の経済状況からして変動は怖いなと感じ、変動と固定の差額を見たら何百万円も違いがなかったので固定にし。

 

お金が貯まれば繰り越せば良いのだから。

 

 

7.藤野の地元の人の受け入れ体制は大丈夫か?

ここに関してはかなり安心していた。

体験ツアーでも不動産屋さんにもシュタイナーの親の会でも、地元の野菜を売ってるお爺さんもみんな受け入れてくれそうな情報をくれた。

これは直に話せば 感じるものがある。

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というわけで、結局内見から3、4日で創和建設さんに購入申込書を提出した。

 

つづく